スリープボックス開発者からの一言

コインカーキング機器メーカーがなぜこの製品を開発したのか?開発者の想いをお伝えします

 
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製品開発のごあいさつ

近年の日本は災害大国になってしまい、地震・放射能汚染・台風・水害等で各地は避難所生活の頻度を余儀なく高めています。美しい日本の国土とそこに住む人々は常に災害を意識し始めることになりました。テレビ等で映し出される避難所で親戚や知人を探す人が珍しくありません。そこでの姿は着のみ着のままに毛布で横たわっているのが実情です。世界に誇る経済大国も人は自然の脅威に勝てないことをこのシーンで証明しているかのようです。
大事なのは想定外と言う言葉で解決するのではなく、突然に起こり得る災害を想定した準備対策の必要性に気付くことです。


一時的とはいえ避難所生活は大切にしなければいけない人の尊厳を軽くしてしまうことに問題を含みます。体力を消耗しているご老人や女性が心を休める場所がなく雑魚寝をしている現状です。避難所に避難しながらストレスから倒れる人がいることに課題を残します。
『避難所の避難所』弊社では『心の安らぎ』をテーマ-に研究開発をスタートいたしました。ダンボールのエコハウス『SLEEP BOX』は30年前、駅のホームレスからヒントを得てそれ以来温めてきた構想です。この度大手ダンボール会社と不思議なご縁をいただき、共同開発を進めて参りました。避難所で人の睡眠を確保するには何をどうすれば良いのか。慣れない共同生活のなかにも『小さな個室』があればプライバシーが守れると考え、この要点を満たす素材に防音効果と断熱効果のあるダンボールに答えをみつけました。ホームレスからヒントを得たダンボールハウスは素材の厚みや堅さと耐久性を求めて試作研究。そして人の尊厳を維持することに配慮した心地良いダンボール空間の容積決定により、人の体温(37~38℃)を利用することで厳冬期に『暖』が保てるエコ空間を実現しました。避難所でのライフラインが遮断されることも想定して電気ガスを必要とせず朝晩の冷気から身体を守る空間が完成いたしました。


『SLEEP BOX』は人の出入口がBOX横壁の中央に左右2個付いています。ドアをオープンしたまま『SLEEP BOX』を並べると内部が開通した家族空間に変わります。このことは一人用から二人用へと次々に『絆』を連携できる複数のグループ空間に展開できます。
『SLEEP BOX』の床を二重構造の16mmに設計することで体育館のようなフロアー響音を解消します。更に身体にやさしいダンボールのクッション性も確保しました。
屋根をスライドオープンすると昼間の外部コミュニケーションを容易にします。夏季は4個の窓とオープン屋根で『涼』も確保しました。枕元と足元に其々収納ポケットを設け貴重品入れを用意しました。付属の折りたたみ枕と共に『SLEEP BOX』はコンパクトに収納できる組立方式になっています。オールダンボール製の本品で災害環境が少しでも前進すれば幸甚です。贈り物に喜んでいただければ、弊社も製品開発の喜びに変えることができます。

 

メディア掲載情報

2012年8月24日 - 日経MJ 第5343号

日経MJ(日経流通新聞)内で「避難所で自分だけの空間」という見出しで取り上げられました。


2012年8月25日 - 朝日新聞(日刊) 46976号

朝日新聞(日刊)内で「災害時用の1人用段ボール住宅」という見出しで取り上げられました。

その他、衛星放送番組や地域メディア(地方ニュース・地方情報誌など)に多数取り上げられました。